欧米では家の中でも靴を履いて過ごす人も多いようですが、
私達日本人は主に外出するときに靴を履きます。
「なぜ、私達は靴を履くのでしょうか?」
私たちにとって、もはや当たり前となっているために
その理由を意識しない人も多いのではないでしょうか。
仮に、靴を履かずに1日を過ごした場合を想像して
みましょう。
朝、学校や会社へ向かいます。駅までの道を
思い出してみてください。
ガラスや金属片は落ちていませんか?
うっかり踏んでしまっては大変です。
駅について満員電車に乗り込めば、足を踏まれて
あちこちで叫び声が上がることでしょう。
目的地に着いたら、勉強や仕事です。
寒い冬の日、あなたは裸足でずっと机に座って
いられるでしょうか。足が冷えて集中できないのでは
ないでしょうか。
ようやく1日を終えて帰宅した足は傷やアザがたくさん
出来ているはずです。
こうして考えてみると、現代は靴なしでは生活そのものが
成り立たないように文化が出来上がっているのかも
知れません。
スポーツシーンにおいて靴を履かないということは
日常生活よりも、もっと深刻になります。
例えば、体育館で裸足でプレイすると、床面と足裏の
摩擦が小さいため滑ってしまい、グリップが働きません。
ジャンプの後も耐え難い衝撃を受けることになりますし、
その勢いで足を踏まれたら・・・
考えただけでも痛いですね。
上記のことからも靴の重要性は非常に高く、スポーツに
おいては競技力の向上までも求められるのです。
本コンテンツは、アシックススポーツ工学研究所著の
「足と靴の科学」、スポーツシューズカタログ、
メーカー担当者による商品説明等を参考に編集しています。
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