2008年、イランの国境に近い洞窟で「世界最古の靴」が
発見されました。
発見された靴は牛革製で、調査の結果約5500年前
(紀元前3500年)の物と判明したそうです。
エジプトのギザピラミットが健造された時期よりも
約1000年も前になります。
その靴は完成度が高く、靴紐で足にフィットするように
設計されていたそうです。
日本で現代のような革靴が履かれるようになったのは
幕末のころです。
革靴を履いた最初の日本人は「坂本龍馬」だと
言われています。
桂浜の銅像や現存する写真でも、龍馬が靴を履いている
のは有名です。
日本のスポーツシューズ(アシックス)は1950年頃から
見られるようです。
1953年頃のマラソンシューズは地下足袋のような型
でしたが、きちんと機能性が付与されており、足の甲
部分にはフィット性を高めるバンド状のパーツも
設けられていました。
同じ、1953年にバスケットシューズも登場します。
夕飯の酢の物に入っていた「タコ」をヒントに開発された
吸着盤型バスケットシューズが発売されました。
このシューズは、ソールがタコの吸盤のように窪みが
深くなっています。
写真を用意することは出来ませんでしたが、
このシューズは、アシックス スポーツミュージアム
(神戸) 2階 ヒストリーフィールドに展示されている
そうです。
最新のタコ吸盤 ASICS GELSCLUTCH 2014年7月発売予定
本コンテンツは、アシックススポーツ工学研究所著の
「足と靴の科学」、スポーツシューズカタログ、
メーカー担当者による商品説明等を参考に編集しています。
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