他の競技でも「赤」と「青」の関係はあります。
今度は元ヤクルトスワローズのキャッチャー、古田敦也氏。
「青は冷静にさせる効果があるんですよ。だからピッチャーが打たれても冷静にさせるために青いグローブを使っているんです」
古田氏と言えば、野村克也監督にID野球を叩き込まれた頭脳派捕手として有名な選手です。
その古田氏も上の言のように「色」の心理学を利用していたのです。
きっかけは、ある投手からグローブを「青」にして欲しいと頼まれたこと。
投手が言うのならば仕方ないと青に変えたところ、今度は高津投手から
「僕は青いミットでは燃えません!「赤」にしてください」
と言われ、高津投手に対しては赤いミットを使うようになったそうです。
それ以降、投手にどちらの色がいいかを聞いて使い分けていたそうです。
http://www.tv-asahi.co.jp/furuta/backnumber/02.html
テレビ朝日 フルタの方程式 より
当時ヤクルトのエースだった石井一久投手は、サウスポーから投げられる150キロを超える速球とスライダー、そしてコントロールの悪さからくる荒れ球が有名で、ミットが青でなかったら四球がもっと多かったかもしれないと言われるほど効果があったようです。
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