さて、オーダーで靴を作る場合も、既製の靴を購入する 場合も、
説明を聞いたり、読んだりされると思います。
それらは専門用語で説明されたり、書かれていることが 一般的です。
また、最近はSNSの普及で簡単に使った人の感想なども
見ることが出来るようになりました。
靴の用語を知っておくと、これまで以上に説明が 解りやすくなります。
ここで、靴の名称を見てまいりましょう。
靴は大きく「アッパー部」と「ソール部」に分けられます。
アッパー部は足を保護する目的として、足全体を包み込む
構造になっています。
ソール部は地面と直に接する「アウターソール部」と アッパー部と
ソール部の中間に設けられた 「ミッドソール部」に分かれます。
バスケットシューズでは、アッパー材として主に皮革材が 用いられます。
皮革といっても天然皮革や人工皮革 天然皮革の中でも牛革や
カンガルー革など、実に さまざまです。
また、通気性や軽量性を重視したシューズには、メッシュ 繊維素材なども使われます。
アウターソール部には、ラバー材が用いられますが 競技などに応じて
天然ラバーの配合比率が考慮されています。
ミッドソール部には、衝撃を緩衝する目的の材料や ねじれを抑制して安定性を
高めるシャンク材が 組み込まれるなど、さまざまな工夫がされています。
シューズを履いた人がパフォーマンスを最大限に 発揮できるよう、材料から構造、
製造方法など いたるところに最先端のテクノロジーが詰め込まれています。
本コンテンツは、アシックススポーツ工学研究所著の 「足と靴の科学」、
スポーツシューズカタログ、 メーカー担当者による商品説明等を参考に
編集しています。
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